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ICSEAD新書

藤原 利久,江本 伸哉 著

シームレス物流が切り開く東アジア新時代

―九州・山口の新成長戦略―

西日本新聞社 2013年7月発行

ISBN 978-4-8167-0867-1

A5判 146ページ

1,500円(税抜き)

国際貨物輸送において,安くて速いと注目される高速船を利用し,荷物の積み替えや検疫などを簡便にする「シームレス物流」。

その利便性と経済効果を九州・山口の浮揚にどう生かすか。

ケーススタディや図表をふんだんに用いて課題や対策を分かりやすく解説しています。

豊富なフィールドワークに裏打ちされたコラムも一読の価値あり。

「シームレス物流は破壊的なコスト削減効果を秘めており,これが普及すれば,九州・山口と東アジアの経済を一体化させ,Win-Winの成長をもたらすのは間違いない。

関係者へのヒアリング調査とデータ分析に基づいてこれを検証する。」

(本書プロローグより)

ロジ担必携の書です。

  • ※シームレス物流とは・・・国際物流の大きな障壁である荷物の梱包,積み替え,検疫,待ち時間という物流の継ぎ目(シーム)を取り払った輸送システムのこと

=目次=

プロローグ 九州・山口と東アジアの共存共栄を実現させる「シームレス物流」
第1章 「シームレス物流」とは何か
第2章 高速船シームレス化が九州・山口の「地の利」を活かす道
第3章 世界の成長センター,東アジアとWin-Winに持ち込める
第4章 シームレス物流は九州・山口の産業・企業をこう変える
第5章 シームレス物流のお手本はEU
第6章 対岸の韓国・中国もシームレス化へ動く
第7章 シームレス物流に向けた課題と対策
第8章 シームレス物流は九州・山口の物流と産業を融合させる
第9章 高速船シームレス物流はコンテナ船より30%コスト安
補 足 トータル・ロジスティクス・コスト(TLC)
エピローグ 九州・山口は東アジアとともに活性化する
ICSEAD新書とは

従来の研究者だけを対象とした「学術・研究書」ではなく,研究者や学生はもちろん,広く企業や行政の実務家の皆様にも研究成果を分かりやすくお伝えするために発行します。